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レーザーカッター

自作でおじさんのためのレザーベルトポーチ【型紙あり】

前々からかばん嫌いの所長(主人)にベルトに付けるポケット的なもんを縫ってくれと頼まれてたので、重い腰を上げ作ることにしました。

中に何を入れるのかというと、おじさんの3種の神器①スマホ②アイコス③折り財布です。

どうやら市販のものがサイズ・使用感ともにしっくりこなかったようで、型紙を作るとこからの作業です。ちなみに独学でのレザークラフトですので、行程はご参考までに。

まずはAdobe Illustratorでパターンを引き、レーザーカッター(FABOOL Laser DS)で巻き段ボールをカット。ミシンで縫ってサイズ感を確かめました。

ちょうどいい大きさだったので、革をカットしました。この時、レーザーカッターの光の跳ね返りで焦げが付いてしまうのを防ぐ和紙アプリケーション(大きいマスキングテープのようなもの)を革の裏面に貼ると良いです。

パーツがきれいに切れました。他材料はマグネットボタンと四角カン(20×12mm)、ベルトループを取り付ける際にジャンパーホックとカシメが必要です。

本体のコバ(裁断面)にコバ処理剤を塗り、ベルトループは2枚重ねにして皮革用ボンドで貼り合わせました。

ボンドが乾いたらベルトループのコバ処理をしました。

内側のベロにマグネットボタンを縫い付けて、本体の袋口を5mmの両面テープを貼って折り曲げて仮止めしました。折り曲げる時にベロを中央に置いて挟み込んでいます。

いよいよミシン掛けですよ。ワクワク。まずは袋口を縫いました。
余談ですが、アトリエのミシン(JUKI SL-700EX)針や糸や部品を厚地バージョンに交換すれば、レザーも縫えるんです。が、分厚くなるほど下糸側がきれいに縫えないのです。なので、袋口などのどうしても分厚くなる部分は、内面からでなく外面から縫ってます。

次に1cmほど縫い代をつけて両端を縫いました。更にマチを作って縫って、ひっくり返して〜。

形を整えると本体の完成!

本体と四角カンを繋ぎ、ジャンパーホックを付けたベルトループを通して仕上げました。

所長もお気に召したようで、めでたしめでたし。これにて財布も鍵も落とすのは勘弁してくださいね。もうすっぴんで交番行かへんど。

おじさんのためのレザーベルトポーチの型紙は、上の画像をパソコン上に引っ張っていただき、A3長サイズくらいの用紙にプリントしてお使いください。