カテゴリー
レーザーカッター

自作で足踏み式消毒液ポンプスタンド

今やどこの出入り口にもかかせない消毒液ポンプとスタンド。特に足踏み式はポンプ部分を手で触らなくてすむのでありがたいですね。アトリエにも欲しいなー。

という訳で、今回は“足踏み式消毒液ポンプスタンドを作ってみた”過程をご紹介します。費用はかけず、家にあるものやホームセンターで買い揃えられるもので作っておりますので、同類のもののご購入をお考えの方はぜひご一読ください。

材料は、以下の通りです。
①家になぜかあった三脚(高価なものではないと思われます)
②ワイヤーロープ1mほど ③オーバルスリーブ ④押しバネ ⑤ブックエンド ⑥ワッシャー ⑦ステンさら小ネジ ⑧グロメット ⑨L字金具 ⑩棒状金具
※材料はウチの三脚に合わせたものです。長さ、サイズなどはものによって変わってくると思いますので、ご参考までに。

要は、三脚の空間部分をバネで上下させる仕組みです。

まず、三脚のカメラを止めるネジと内部のワッシャーを外します。この時、ポンプスタンドのお役目が終わったら普通の三脚に戻そうという考えは捨てましょう。

⑨と⑩の金具の重なる所を引っ付けます。私は半田付けに失敗したので、金属&金属のボンドを付けて、細いワイヤーでグルグル巻きにしました。

上から順に⑨・⑩金具→ワッシャー→押しバネ→グロメット部品を取り付け、先程のネジ穴から⑦のネジを通し、固定するまで回します。

足踏み部分を作ります。
ブックエンドを鋭角に曲げ、ペダルとして使います。踏んだ時に動かないように台に固定させます。ちょうどブックエンドに穴が空いてたので、そこをネジ留めしました。

ペダル(ブックエンド)の上側と⑩金具の先をワイヤーで繋ぎます。ワイヤーを適度な長さにカットして、両端を輪っかにしてそれぞれの穴に通しオーバルスリーブを潰してかしめます。

ここで一度ペダルを踏んでみてください。⑨・⑩の金具が下がり、踏み外すとバネの力で元の状態に戻るようならば良好です。

消毒液を置く台を付けます。私はレーザーカッターを使って適当なものを作りましたが、パイプに取り付けるアジャストトレーなんかをアウトドアコーナーで探してみるといいかもしれません。

うまくいってたらこれで完成ですが、消毒液の高さを微調整するためにクリップを挟みました。ここは見た目スマートになるよう改善すべきなんでしょうが、気にならないのでこのままGO!

あと、消毒液のノズルを動かないように⑩金具の先端にネジを付けてやると噴射時もグラつかないのでおすすめです。

踏んでみて~。シュコ!ちょうどいい量が出ました!

以上、アトリエ伝書鳩流のペダル式消毒液スタンドの作り方でした。

淡々とした様子で書きましたが、実はスタッフK(息子)と試行錯誤しながら作ってたので、最初に噴射が成功した時には青春か!ぐらいのハイタッチをしたのでした。