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ミシン 裁縫

手作り日傘に挑戦!オリジナル日傘の作り方

夏真っ盛り!暑い日が続きますね。今回はそんな攻撃的な日差しをも楽しめるようになる日傘の作り方です。
実際に日傘を6本作ってみて改良を重ね、見た目・機能面ともにベストだと思った手順にまとめました。

日傘骨組はバンブーの持ち手がかわいい日本紐釦貿易さんのNAB-70を使用しました。説明書も付いてるので詳細部分などそちらも併せてお読みください。

また、生地はアトリエ伝書鳩のプロデュースするテキスタイルブランドomsb4の「pinwheel」を使ってます。なんと、実物大の型紙に合わせたデザインなので線に沿って切るだけの型紙要らず。素材は、Petal Signature Cotton。1ヤードで日傘一本分の生地が取れますよー。
https://www.spoonflower.com/profiles/omsb4

さて、宣伝はこの辺にして。麦茶を飲んで、いざ実践。

①ガイドラインに沿って生地を8枚に切ります。
☆日傘骨組(NAB-70)専用の型紙(NAB70-PT)も販売されています。お手持ちの生地をご使用の場合は併せてご購入の上、型を取って裁断してください。

②裏に接着芯(薄手・黒)を貼り、端から1cmを3つ折りにして縫います。

日傘 作り方

③傘先の約5mm(ぬいしろの交わる点から約5mm)を残して2枚を縫い合わせます。(ぬいしろ2cm)

④縫い合わせたらぬいしろを7mm残してロックミシンを。ロックミシンがない場合は7mmに切りそろえて、ジグザグミシンをかけます。これを4セット作ります。

⑤ ④の2セットを縫い合わせて(この時も傘先の約5mmを残します)ぬいしろを整えます。

表に返すとこんな感じ。日傘っぽくなってきましたね。残りの2セットも縫い合わせます。

⑥ ⑤の2つを縫い合わせて(この時も傘先の約5mmを残します)ぬいしろを同じように整えます。日傘を広げた状態に縫い合わさっていればOKです。

⑦ 傘布に先に露先を縫いとめます。留めベルトとボタンを縫い付けます。

⑧傘骨の先に“天丸”、⑥の傘布をかぶせて布の端を内側に入れながらぐし縫いをします。その上に“菊座”を通して、石突きをねじ込みます。

⑨露先を骨の先端に対角の順に差し込みます。
傘を開き、傘骨と傘布(ぬいしろ部分)を縫いとめます。傘骨1本に2カ所ほど。

☆仕上げにUVカットスプレーを吹き付けると、紫外線対策がより効果的となります。

自分で作った日傘は愛着もひとしお。心のこもった贈りものにもおすすめです。ぜひ一度挑戦してみてくださいね。

★傘の作り方の回では詳しく露先(つゆさき)の付け方、菊座の作り方、ベルトの作り方も掲載しています。こちからどうぞ。