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ミシン 刺繍

家庭用刺繍ミシンでオリジナルワッペンを作ってみよう【ワッペンの作り方】

今回は前回の予告通りこんなワッペン↑を作りますよ。

材料はこちら
①芯付きポリエステルツイール/GM2000(アーバンツイルの裏ににヒートハイボンを貼付したもの)
②サーモライトフィルム100ミクロン(アイロン接着フィルム)
③綿のミシン糸:綿100%
④刺繍糸(刺繍ミシン用):ポリエステル100%

※①②は、前回でもご紹介した大本商事株式会社さんで購入しました。

刺繍枠に①芯付きポリエステルツイールをはめ込み、ミシンに刺繍データを送ってミシン刺繍開始!ダダダ、ダダダ、ダダダダダダダ…

この時ワッペンになる外枠のみ綿の糸で刺繍します。理由は後ほど。

渡り糸を切っていきます。もっと性能のいいミシンだとこの作業までしてくれるのですが、今は地道に。それに私この作業嫌いじゃないです。むしろ好き。

裏返してこちら側の渡り糸も切ります。
綺麗になったら適当なサイズに切った②サーモライトフィルム100ミクロン(剥離紙側を上)にハトロン紙を被せて、その上からアイロンを押さえて接着します。

熱が冷めてからフィルムの剥離紙を剥がします。

ガラス板の上にワッペンを乗せて、ヒートカットコテ(CXR-41 ※こちらと専用コテ台も大本商事さんで購入)でヒートカットしていきます。
綿糸で刺繍した外枠に沿わせながらカットするとキレイに仕上がります。

外枠もポリエステルの糸で刺繍するとヒートカット時の熱で①・②と共に溶けてしまうために綿の糸を使っていたのです。

ちなみに綿糸以外にレーヨン糸か絹糸だと溶けずにヒートカットできますよ。

といった工程でワッペン完成!せっかくなので貼るところまでご覧ください。

胸ポケットに気軽にデジタル製版ができるマイスクリーンa4(MiScreen a4)で作った版を使ってさっとプリントして〜♪

ワッペンを貼りたい場所を決め、ハトロン紙(またはクッキングシート)を乗せてアイロン接着。

ついに!15年ほど前から作りたいと思い続けたカバーオールが技術と設備が整ったおかげで完成しました!元ネタは分かる人にだけ分かればいいのです。

で、次に挑戦するのは彼の着ているワッペンいっぱいコートです。
好きな洋画のひとつ「グーニーズ」のデータ(少年の名前)が劇中ずっと着てて、映画が放送される度に欲しいな〜って思ってたんですよ。

時代を経てやっと作れる時が来たのです!ウッホウッホ!
そして、全24枚(らしい)のワッペンを完成させられたら、業務用の刺繍ミシンの購入を本気で考えてみることにします。