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ミシン 裁縫

裏地あり切り替えレッスンバッグの作り方

この春 新入園・新入学を迎えるお子さまのいるママさん・パパさん、そろそろ幼稚園や小学校で使うアイテムを準備されている頃でしょうか。お気に入りのキャラクターで揃えるのもいいですが、手作りにも挑戦してみませんか?布がバッグに変身していく様子はお子さまもきっとわくわくするはず。生地を一緒に選んでみるのも楽しいですよ。

という訳で、今回は基本のレッスンバッグを作ります。裁縫なんて学生のころ以来無縁やわー。という方、大丈夫です。かつて(娘の入園前)の私もそうでした。ブランクがあっても分かりやすく、ポイントも押さえて書きましたので、ご参考いただけたら幸いです。

①まずは、生地とテープをカットしますよ。

布A(42cm×23cm)2枚、布B(42cm×23cm)1枚、裏布(42×65cm)、テープ(持ち手)40cm 2本、内ポケットを付ける場合/裏布(18.2cm×25.7cm)
※縫い代込みのサイズです。
☆内ポケット生地はB5用紙を、布A・BはA3用紙で型紙を作ると便利です。
☆タグやネームラベルを縫い付ける場合はここでやっておきましょう。

②布Aと布Bを中表にして、縫い代1cmで真っ直ぐ縫います。

③さきほどの布ともう一枚の布Aを中表にして、縫い代1cmで真っ直ぐ縫います。

④ぬい終わった縫い代を布Bの方に倒してアイロンをかけます。

⑤縫い合わせた布を表に返し、テープ(持ち手)を縫い付けます。

⑥裏布に内ポケットを縫い付けます。※内ポケットがいらない場合は⑥を飛ばしてください。
あ• 内ポケット用の裏布を上をわにして中表で半分に折り、縫い代1cmで周りを縫います。(返し口を一か所残しましょう)縫ったあと四隅を切りおとします。
い• 返し口から表に返して形を整えます。
う• 内ポケットを付けたい場所を決めてまち針で止めます。
え• ポケットのきわを縫います。縫い始めと終わりは補強のため2cmほど2回重ねて縫いましょう。
☆内ポケットはポケットテッシュがまるっと入るサイズです。替えのマスクを入れておくのにも便利。

⑦縫い合わせた布A・Bと裏布を中表にして、上下を縫い代1cmで縫い合わせます。テープ(持ち手)は布と布の間に挟む形になります。
⑧テープが中央にくるように合わせて、まち針を止めます。
☆袋口と切り返し部分のまち針は縫うときにずれないようしっかり止めましょう。ずれるとひっくり返した時に段差ができてしまうので慎重に。なんなら、この部分だけ少し仮縫いしてみてもいいかも。

⑨ここまで縫えたらあともうちょっと。裏布の一か所に返し口を10cmほどあけて縫い代1cmで真っ直ぐ縫います。
⑩返し口から表にひっくり返して〜。

⑪表に返したら、返し口を縫い合わせます。
⑫裏布を内側に入れ、袋口を縫い代0.5cmで一周縫います。
☆テープと重なるところは分厚く縫いづらいので、ミシンを走らす際は心の準備をしましょう。

アイロンをかけ形を整えたら完成です!お疲れさまでした〜。

☆算数ボックスやA4サイズのノートパソコンはカバーを付けてもすっぽり入るサイズにしましたが、入れるものによって大きさを調節してください。
☆テープ(持ち手)は肩掛けもできる長さにしましたが、小学校低学年の間は机に引っ掛けても底が擦らない長さにした方がいい場合もあります。周りのお兄さん・お姉さんに聞いてみて調節してくださいね。

★おそろいのシューズバッグ(上履き入れ)の作り方はこちらからどうぞ。

★ランドセルにもすっぽり入るパソコンカバーの作り方はこちらからどうぞ。

今回の生地はアトリエ伝書鳩のプロデュースするテキスタイルブランドomsb4の「Falling Confetti」を使いました。素材は、Petal Signature Cotton。サイズはFat Quarterで今回レシピの布Aとして使うとレッスンバッグが1つ作れます。
https://www.spoonflower.com/profiles/omsb4

ちょっとだけ宣伝でした。次回はシューズバッグ作ります。