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シルクスクリーン

シルクスクリーン印刷でガラス扉やショーウィンドウにロゴをプリントしてみよう

事務所を借りてから早一年が過ぎました。ずーっと後回しにしてた題名通りのことをやります。

まずはインク選びから。どちらもシルクスクリーン印刷用の白インクですが対象物が違っていて。

水性インクとアクリル用インク

A.RISO 水性インク←布向き
B.EUROPORT もの用インク Silky Jam(シルキージャム)←紙・アクリル向き

なのです。試しにアクリル板に使い古した版を使って刷ってみましょう。

版がクタクタだったので変な刷り方。…すみません。質感はというとA.はさらりと水性絵の具のような印象。B.はべっとりとゴムっぽい感じ。
どちらも刷りたてはベタベタするので一日置きました。

ちなみにB.を使ったあと版は目詰まりし、お陀仏となりました。トホホ。

で、乾いてからですが、A.のものは爪でカリカリすると取れちゃう感じ。力を入れて水拭きすると完全に取れます。水性ですからね。
続いて、B.は爪でカリカリしても取れません。水拭きでも取れません。シンナーだと取れました。

本来ならば、窓ガラスが対象なのでB.を採用するべきなんでしょうが、賃貸事務所ということと一発で版がダメになる衝撃と失敗へのビビりからA.を採用することにしました。

とはいえ、雨が降ったら流れてしまうので扉の内側から刷ることにします。

内側からなので反転させたロゴをシルクスクリーン用デジタル製版機の『Mi Screen a4(マイスクリーンa4)』で出力します。

刷りたい位置をあらかじめ確認。同じサイズのロゴを仮止めしました。

インクを置いて〜。あーー。垂れてきた。

一気にシャシャーっと。

なかなかきれいに刷れました。
実は一回失敗して二回目です。水性インクの方で良かった〜。版もすばやく洗えば元通り。水拭きできれいに取れるので、イベントの装飾にも良いかも知れませんね。

出力のご依頼はメールより受け付けております。質問などもお気軽にどうぞ。

あと余談ですが、今回使った版は前回 オリジナルワッペンを作る回 で使った版の余った部分を利用しました。
つまり『Mi Screen a4(マイスクリーンa4)』の版用シートだと、抜けてない部分ならば出力し直せて使えるのです。
無駄がないのはもちろん、ちょっとしたのをすぐ刷りたい時にはめっちゃ便利なのです。

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